コロナ禍で向かい風200%の中頑張る鈴木酒造店!! 2021-08-21 09:38:57 おはようございます♪奈良市新大宮の“農と発酵Zen”です。奈良県の新型コロナ感染者数が悲しいことに過去最多数を更新してしまっています。200人弱(~_~;)世間では感染力が強いウイルスが蔓延しているそうで(・・;)皆さま、対策を十分に気を付けていきましょう!少しでも早く平穏な日々が戻ることを祈念しております。さてさて、この大変なコロナ禍の世の中において、特に悪者扱いされているお酒(・・;)緊急事態宣言下において主要都市の飲食店様では日中でもお酒の提供が禁止されています(・・;)そんな向かい風200%の中でも、グチひとつこぼさず今やれることをコツコツとやっている生産者がいます。その1つが、“磐城壽”と“一生幸福”を醸す鈴木酒造店様です。こちらの代表を現在務めるのが鈴木大介氏。四半世紀ごろ前、氏が大学卒業後、奈良県のとある蔵元にて研修生活を送っていた若かりしころに、歳1つ違いの私も酒販店の駆け出しという身分で彼と知り合いました。その頃からの付き合いです。そんな彼は数えきれないほどの苦労を乗り越えて人生を歩んで来ています。2011年3月11日東日本大震災で蔵の全てを津波によって奪われてしまった彼の蔵。被災後、山形県長井市に拠点を移し、銘酒“磐城壽(いわきことぶき)を継承しておられましたが、なんと!今年の春に、故郷である福島県浪江町で再び酒造りを再興されたんです。なんとその再興された浪江町の新蔵で造られたお酒が今回入荷したんです。この私もうれしくて仕方ない‼︎そんな彼の、故郷浪江で作った商品たちを今日はご紹介させていただきます。写真1枚目浪江の新蔵で造った日本酒。“錨揚げ‼︎” と “もやい離せ‼︎”の面白いネーミングは、新蔵の始動を“船出の掛け声”をモチーフにラベルにしたもの。かつて“日本で1番海に近い酒蔵”と称していた“磐城壽”の心意気がここでも表現されています。▼写真右側“錨揚げ‼︎”(びょうあげ)お米は福島市産夢の香100%。精米歩合は55%。純米吟醸酒。お水と醸す風土は浪江町!全て福島のお酒!▼写真左側“もやい離せ‼︎”お米は浪江町産コシヒカリ100%。精米歩合は55%。純米吟醸酒。お水と醸す風土は浪江町!全て福島県浪江町産のお酒。「福島復興」「浪江復活」をこのお酒で表現しています。彼曰く、“浪江の水”のキレイさを感じてもらいたいお酒です。続いて、2枚目と3枚目の写真。ラベルには「貴醸泡酒」と記載されてます。「なんじゃこりゃ?」とお思いの方も多いかと思います。このお酒は、山形県長井市にて事業を再開した年(2011BY)の貴重な純米酒(雪室で長期貯蔵)を仕込水の一部として使ったお酒です。→貴醸酒。アルコール度数を7%に調整し、炭酸ガスを溶け込ませたお酒となっています。→スパークリング酒。泡酒。よって、“貴醸泡酒”です。色んなお料理と相性が良いようです。新しい試みの日本酒となります。写真4〜6枚目“おかき”です。サクッと軽やかな口当たり。非常にクリスピーな口当たりのおかきです。上白糖を一切使用せず本みりん生成時の“発酵糖”を使い、木桶醤油とあわせた“コクうま”おかきです。これがサクサクと食べれて口当たり非常に軽いんです。いくらでも食べれちゃいます!限定入荷です。お早めにどうぞ。写真7枚目と8枚目名前はちょっとふざけてますが、酒蔵が本気で造る甘酒です(・・;)これがなかなか美味しい‼︎清酒用黄麹と焼酎用白麹で製掬して作った無添加の純粋な甘酒です。爽やかなクエン酸の酸味があり、まるでヨーグルトのような味わい。粒々はありません。ヨーグルト風味と表記されていますがあくまでも味わいの表現です。もちろんノンアルコール。お子様でも飲みやすいです。親しみを持って呼んで頂きたく「福島県浜通りのラッシー」→「ハマラッシー」と名付けられました。夏バテのあなた!疲労回復に、自然由来の止められない甘酸っぱさをお楽しみください。以上になります。たくさんありましたが、本日もこのような商品と戯れて営業しております♪お出掛けしにくい世の中ですが、興味のある方、ぜひサクッとお越しください。宜しくお願い申し上げます。空前絶後のコロナ禍。一刻も早く終息に目処がたち、罹患者の方々も回復され再び、笑顔と、元気さ、楽しさで満ちあふれる世界に戻ることを心から祈念しております。