江戸時代の造り方を再現した古くて新しい日本酒「タイムマシーン」!!

20220317

おはようございます♪
奈良市新大宮の“農と発酵Zen”です。
花粉が絶好調ですが、
気候もいい感じになって来ました。
このままコロナも
バイバイしたいところです。
気持ちを緩めず、
撲滅仕切り(気持ち的に)ましょう!
さてさて皆さま、
昨晩の地震は大丈夫でしょうか。
奈良市でも少し長めに横揺れが続きました。
被害が最小限であることを祈念します。
今朝のお写真は日本酒です。
京都府京丹後市久美浜にある
木下酒造様のお酒になります。
こちらのブランド名は“玉川(たまがわ)”です。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
イギリス人杜氏の“フィッリプ・ハーパー氏”が
造ります。
氏とは前職場からのお付き合いで
氏の方が少し先輩です。
私が酒類業界で尊敬する生産者様の1人です。
イギリス人であるハーパー氏は
30年ほど前に英語の講師として来日。
来日まもない頃に
日本酒の美味しさに感動して
その1週間後には
奈良県のとある蔵元で活躍されていた
名杜氏の元で修行を始められたとか。
10年後、そのとある蔵元を卒業し、
難関な杜氏資格を取得し
その数年後
日本初のイギリス人杜氏として
木下酒造様に入社されました。
それからのハーパー氏の活躍は
言うまでもありません。
その氏が生み出した
“古くて新しい日本酒”が
本日の日本酒になります。
と言ってもリリースされて
もう随分と月日が経ちましたが、
今でも十分に新しい日本酒と言っても
過言ではありません。
この日本酒の名前は
“玉川 自然仕込 タイムマシーン1712”
と言います。
このタイムマシーンは、
江戸時代の造り方を再現したお酒で、
冷蔵庫も近代技術も何も無かった
江戸時代に飲まれていた日本酒です。
文献には1712年と記されてるとか。
現代は、優れた培養酵母、
優良な酒米、高度な精米技術、
発酵温度を緻密にコントロールできる
そして素晴らしい設備などがあります。
それ故に、それらに頼りきった
“顔の無い”日本酒がゾンビのように
続々と世に出ております(・_・;
そんな日本酒業界の中で
ちょっと変わり種の日本酒となりますが、
どこか懐かしい、
どこか愛着のある味わいの
日本酒となっております。
非常に面白いお酒となっております。
有料ですがテイスティングもOKです。
ぜひお試しにお越しください。
本日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本日も皆さまにとって
良い1日でありますように。